沖縄で「またもや」米兵による殺人事件が発生しました。どう考えても酷い事件なのですが、ふと、米兵の事件って最近あまり聞かなかったな、と思って調べてみました。
米兵による事件は減っている
米兵による事件のピークは77年頃で年間に69件もの凶悪犯罪があったそうです。
あの小さな島で69件もあったら恐ろしくてたまりません。とんでもないこと、米兵やりたい放題です。それが激減し、2013年には0件、2014年が分かりませんでしたが、2015年は3件だそうです。
1件だってあっては困るのですが、米軍も努力はしているのか、減っては来ていますね。
犯罪率の罠
一方、上記のサイトでもそうですが、人口比などから日本人よりも米兵の方が犯罪率が低いという声もあるようです。ただ、どうでしょう。基地内の犯罪は含まれていないでしょうし、基地に逃げてしまって検挙に至らないケースも多そうですよね。
一概にデータの一面だけを捉えて、米兵は犯罪率が低いとまでは言えないと思います。ただ、べらぼうに犯罪率が高い危険人物の集団ということではなさそうです。
でも体も大きいし怖いよ
そうなのです。怖いですよ、やっぱり。差別する気は無いですが、あのガタイで来られたら、どうしようもありません。先日、朝だったのですが、都内某所で眼が逝っちゃって、ヨダレを垂らした白人とスレ違いました。ガッチガチのシュワルツェネッガーみたいな体です。もうね、怖いのなんの。メチャ伏せ目がちに息も殺してすれ違いましたよ。絶対クスリだわ〜、あんなの拳銃持ってても対峙したくないです。これもまた事実ですね。
正当な評価とは
新聞を読むと、本土返還後、凶悪犯罪が571件という書き方も多いですね。
意図的に最近の犯罪減少を隠していますよね。事実ではあるけど、正しい情報を伝えようという意思は感じられません。もちろん犯罪はとんでもないことで、ゼロ件であるべきですし、沖縄に負担が集中している事も事実です。
でも、一方で米軍の努力か、日本政府の頑張りか、地元警察の地道な努力か分かりませんが、米兵の危険性はかなり低下してきているというのも事実だと思うのです。おそらく、地元の人が実感として感じているのじゃないかなと思いますが。
報道って意図は要らない
どっちもどっちですが、意図を持ってデータやインタビューを紹介するのって逆効果ですよね。何が正しいか、どうあるべきかは受け取った人が考えれば良い問題だと思うのです。
判断する考える為の正確な情報を提供するのが報道の役割だと思うのですが、変な世論誘導も多いですね。テレビの受け売りで話していると馬鹿だと思われちゃうので、ネットなどの情報源も使って、少し詳しく物事を掘り下げることも必要ですね。
逆にインターネットに書いてあることをそのまま得意げに話すのも恥ずかしいので、そっちも要注意ですね〜。
